お久しぶりです。
私の日常を伝えるブログ記事は、2年以上振りですね。
まず、子供がいるバツイチの女性と結婚し、その子供に関する心境を書いた下記の記事に、多くのコメントをいただきありがとうございます。
【嫁の連れ子を愛せない】妻の子供は嫌いではないが愛情が生まれない現状
「その後はいったいどうなったの!?」
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、義理の息子とは、
・距離感は縮んだが、
・愛情は生まれない
という感じです。
”愛”って難しいですね。
義理の息子に対して、好きという感情はありますが、”愛”という感情は生まれません。その子に対して、良くしてあげたいという義務感は常にありますが、自分の身体や人生削ってまで守ってやりたいという程の重たい感情は、正直・・・生まれません。
そこまで明確に分かった理由があります。
それは『自分の息子ができたから』です。
現在、嫁との間できた1歳になる息子がいます。
その息子には愛情があります。ありますというか、息子を世話し、接していく過程で、愛情がどんどん増えていったという感覚です。
赤ちゃんの世話は本当に大変です。
もちろん可愛いというのもありますが、想像以上に”大変”です。
息子といる時は、常に心身とも二人三脚という感じです。
- 粗相したら、お尻を拭き、おしめを変える。
- よく泣く。なぜ泣いたのか考え、対応する。
- 寝る時は、添い寝する。
- 一人遊びはしない、じゃあ一緒に遊ぶ?気に入らない?外行く?
- お腹空いたの?喉乾いた?
- 危ないことしてないかな?と常に注視。
わがままで気分屋の我が子に振り回されてばかり・・・体も心も疲れます。
でも自分の息子だから頑張れます!
このような経験を通して、愛おしいという感情が強くなってきます。
そして、私自身も父親になっていくと実感します。
息子が生まれる前までは、
「父親とは何か?」
よく分からず、どこかふんわりした感覚でした。
ネットで検索したり、本も読んだりしてみましたが、実感が湧かないので、あくまで知識に過ぎませんでした。
しかし実際に息子を世話し、接することで、”父親の役割ってこういうことじゃないか!こういうことなんかな!”と解釈できるようになりました。
もちろん私は父親としてまだまだ未熟で、これからも徐々に父親として成長させられるんでしょうが、やはり息子が生まれてからこの1年3ヶ月の期間がとても大切だったと感じています。
その結果、義理の息子に対する接し方だったり、態度だったりも、少しは父親らしくなったかなと感じています。そのため『距離感は縮んだ』と表現しました。
また、義理の息子も実の息子に対し、はじめは「自分は自分・弟は弟」という距離感というか、どう接して良いか分からず蚊帳の外から見ているという態度でした。しかし、一緒に世話をさせるに連れて、兄らしい振る舞いや態度が取れるようになってきたと最近感じています。
このようなことから、「世話をする」という行動が、愛を生み、父親らしさをもたらすのではないかと感じています。
義理の息子のお世話は・・・やってなかったです。一緒にいてあげる(話してあげる・遊んであげる)ばかりでした。何か世話をしないといけない場合は、嫁が率先して行い、義理の息子は嫁を頼っていた感じでした。
義理の息子は現在9歳、面倒を見ることはあっても、世話をすることはほぼない状態です。ちなみに、義理の息子と実の息子に対する接し方は、差別することなく表現していくように嫁と話し合いもしました。まぁ8つも歳が違い、幼児に対する接し方とは違うので、なんとかなっています。
最後に、結論を言うと、
・義理の息子とは、実の息子ができてから父親らしく接することができ、距離感が縮まったが、愛情は生まれていない状態。
・子持ちの女性と結婚したいと思っている人は、まず”その子供を良くしたい”という強い義務感・使命感があるのが必要。そして、2人の時間はなく、その子を含めた家族の時間を楽しめるか、もしくは耐えれるか。最後に、その子の世話をすることで、愛情や父親らしさが生まれる可能性もある。
以上です。