「小学生の子供がじっと座っていられない」
「息子や娘が落ち着きがなく、頻繁にそわそわする」
などの悩みを抱えている両親にぴったりな内容です。
私には小学一年生の息子がいます。
最近、子供に「なぜじっとできないのかな?」と疑問に感じる出来事がありました。
それは先日、子供向けの武術の劇を見に行った時のことです。
その劇は前半と後半に分かれており、まず前半60分息子は落ち着かない様子を見せつつ、じっと座って鑑賞できていました。そして前半が終わり、10分休憩を挟んだ後の後半から子供がそわそわし始めました。
例えば、手を動かして、まるでおもちゃで遊んでいるかのように「ぶしゅー、ばんばんばん」などを言いいながら両手を使って遊んだり、椅子から降り、しゃがんで手悪さをして再び椅子に座るなどの行動を繰り返し始めました。
このような様子はいつものことで、数ヶ月前に子供向けの映画を観に行った際にも60分を過ぎた頃から、じっとしていられず、そわそわとした行動をし始めました。
しかし毎回、周りの子供たちに目をやると、
「じっと鑑賞しているのです」
息子と同年代であろう子供たちや、息子より年下であろう子供たちは、じっと座って鑑賞できているのに、なぜ息子はこんなに落ち着きがないのか・・・と心配です。
“何が原因なのか?”
“まだ7歳だからしょうがないのか?”
“どう対処すべきか?”
などと悩んでいます。
そこで私は実際にこのような経験をされた人たち(両親)に聞いてみました。
以下、その回答を10つシェアします。
目次
子供に落ち着きがない! もしや発達障害では!?
私の息子も落ち着きがありませんでした。加えて、小学校では担任からも「入学してもう半年も経つのにお友達の名前を全然覚えていない」と言われました。
担任はハッキリとは言いませんでしたが、発達障害を示唆しました。そして、然るべきところで一度、検査を受けてみるように私に言いました。
私は正直いって悩みました。
かわいい我が子が発達障害だとは思いたくなかったからです。
けれども、子供向けの映画に連れて行っても落ち着いて見ていられない。私の友達の家に連れて行っても、他の子供達とは明らかに違う遊びをひとりでしている。明らかに同調性がないのがわかりました。
私は思いきって夫に相談をしました。それまでは怖くて夫に話すことができなかったのです。もし息子が発達障害であったなら、きっとお互いに責め合うことになるのではないかと思っていたからです。
あなたのせいだと、お前のせいだと言い合って、息子への愛情まで歪んでしまうのではないかと怯えていました。
けれど、もうそんなことは言ってられません。もし発達障害であったなら、それ相応の治療をしてあげなければなりません。息子の将来のことを第一に考えることにしました。
私は休みの日を待って、夫に相談しました。
息子の落ち着きがないこと、お友達との同調性がないこと、ひとり遊びが過ぎること。そして、将来がとても心配だと伝えました。発達障害という言葉は言えませんでした。意図的に避けてしまいました。
でも、夫は私の言いたいことがわかったようで、少し考え込んだあと、息子を呼んで自分の膝の上に座らせました。
夫は「ほら、ぼくの言ってることわかってるよ」と私に言いました。夫は楽観的なところがありました。私は、発達障害の子でもこっちの言ってることはわかってるのよ、と言いたかったのです。
ですが、夫はさらに息子に聞きました。
「お前、映画行ってる時なんでじっとしてないんだ?」すると息子は「だって途中から面白くないもん」。
夫はまた聞きました。
「なんで小学校の友達の名前覚えてないの?」すると息子は「覚えてるよ、名前呼んでないだけ。だって名前呼ばなくてもお話できるもん」。
そして最後に夫は聞きました。
「ママの友達の子供と遊ばなかったんだって?」すると息子は「だって知らない子ばかりだもん」。
そして、夫は私に「そうなんだって」と笑顔を見せました。なんだか目から鱗が落ちたような気持ちでした。息子の行動にはちゃんと理由があったのです。
確かに映画が面白くなければ大人でも寝てしまいます。友達とふたりで話をする時、いちいち名前を呼び合いません。そして、知らない人と遊び続けるのは大人でも苦痛です。
そう考えると、息子の言動はとても普通のことに思えました。夫は息子に「つまらなくても、じっとしてないといけないんだぞ」と言うと、それから息子は映画館でもじっとするようになりました。
夫に救われたような気がしました。子供に落ち着きがないと親は心配になりますが、検査に行く前に子供に落ち着きがない理由を聞いてあげてください。ちゃんと理由があるかもしれません。
常にウロチョロし、普通に歩くだけでも怪我をしていた息子の世話は大変
私は小学6年生になる息子がいます。現在は年相応に落ちついてきましたが、幼少期~小学校2.3年ぐらいまではものすごく落ち着きがなくて大変でした。
例えば普通に座ることも出来ません。
じっと座らせるのも大変なんですが、座らせた所で貧乏ゆすりをしたり、体中のどこかをかいたり、体を揺らしたりと常に何かをして落ち着きがありません。
特に困ったのは外出時です。普通に歩けないんです。
もちろん肉体的には何ら問題はなく、まっすぐ普通に歩くことは出来ます。でも急にダッシュをしたり、周囲の確認を一切せずにウロチョロしたりするんですよね。
突然のダッシュで転ぶなんてほぼ毎日でしたし、ひざ小僧に傷を負って泣き喚くことも多々ありました。目が離せないって言葉がありますけど、まさにそんな感じでした。
とにかく手を離すとどこへ行ってしまうかわからないし、何をしでかすかわからりません。外出中は夫婦どちらかが長男の手を握り、ウロチョロしないように拘束してました。
これが幼稚園に通ってる時なら、まだ幼いしな・・・と納得してました。でも小学校へ入学してもこのまま変わりません。
学校から通知表をもらってくると、必ず備考欄にはある一文が記載されていました。
「授業中でも落ち着きがない」と。
さすがに小学2.3年生になっても変化がないのは不味いと感じましたし、何か手を打った方がいいのではと感じました。
私なりに効果を感じた対処法は、学童保育の利用です。
自宅から50m程度(片側二車線道路の斜め向かい側)に公民館があり、ここで習い事や学童保育を行われていました。
今までは学校が終わったら自宅でゲームをさせていましたが、学校を終えてからは公民館の学童保育で夕方17時まで過ごさせるようにしたんです。
学童保育の生徒はクラスも学年も違う子ばかりで構成されています。勉強は宿題するのを学童保育の先生(生徒の保護者)が見てくれるというだけで、基本的には自由です。
でもこれがかなり効果があったみたいでした。
他の色んな生徒と接することで、何か得られるものがあったんでしょう。特に良かったのは、息子より年下の生徒さんと接する機会が持てたことだと思います。今までの息子は自分中心でしたし、他人の面倒を見るなんてことは出来ませんでした。
でも学童保育だと息子より年下の生徒もいますし、兄代わりとなって年下の生徒の面倒もみなければなりません。
まあこのあたりは憶測ですけどね。
先生をしてくれていた他の生徒さんの保護者の教育が良かったのかもしれません。単純に歳を経たことで成長しただけかもしれません。
私が感じたように、他の生徒の関係性を築いたり年下の生徒の面倒を見ていくうちに変化したのかもしれません。まあ実際にどれが良い影響を与えてくれたのは不明ですが、とにかく学童保育に2年通わせたらすごく変化しました。
小学6年生になった今も多少落ち着きの無さは残ってますが、以前に比べると普通の範囲内ですね。ウチの子供は小学生になっても落ち着きがなくて不安を感じる・・という方は学童保育を利用してみるのをお勧めします。
少しずつ、じっとすることに慣らしていこう
大人でもつまらない映画を見たり、つまらない話を聞いているときにはそわそわとしてしまいます。しかし、大人なのでそわそわした行動をとってはいけないことがわかっていて、実際行動に移すことはありません。
子供は大人よりも飽きっぽいことが珍しくありません。大人とは違ってやっていいことやってはいけないことがわからないこともあるので、この場面ではそわそわしてはいけないけれど、動き回るなどそわそわした行動をとってしまうことがあります。
ときどきそわそわした行動をとる子供でも、自分が興味のあることには夢中で取り組んでいるのではないでしょうか。自分が興味を持てれば集中力を発揮できるのです。
そうはいっても、いつもいつも楽しいことばかりではなく、ときにはじっとしていなければならないことがあります。そのため、少しずつマナーを教えていくことが大切になります。
いきなりたくさんのことを行わせるのは負担になるので、少しずつ少しずつ慣らしていくようにします。はじめから1時間以上もじっとするのはつらいことでしょう。
最初は10分でも良いのでじっとしていられるようにします。できたら「じっとしていられたね。よかったね」といったように声かけをします。声かけをすることで「自分の行動は正しかったのだ」「認められている」と実感をして学習していきます。
大人でも疲れているときにはじっとしているのはつらいです。じっとしていることを身につけるには、体を整えることも大切になります。
普段お菓子ばかり食べていると血糖値が安定しにくくなり、低血糖になることでそわそわ感がでてきます。こういったことを防ぐために、お菓子の食べすぎは控えるようにして、バランスがよい食事を心がけます。野菜、海藻、豆類、魚など加工食品ではなく素材の形がわかるものを選ぶようにしましょう。素材の形がわかるものには栄養が含まれています。体と心はつながっているので、体が整うことで心も整ってきます。
じっとしていられない子!良い所をいっぱい褒めて落ち着きがない時は帰るを繰り返す
小学校2年生の娘がいますが、小さなころから同い年のお友達と比べると落ち着きがなくて心配していました。幼稚園や小学校で先生が話を始めると、もぞもぞと動き出して手遊びをしていたり、後ろの子に話しかけたりしていました。
アニメ映画が観たいと言うので映画館へ連れて行くと、30分もしないうちに立ったり座ったりを繰り返し、周りの子供達はずっと座っているのに、どうしてこの子はこんな風に落ち着きがないんだろうとイライラしました。
お友達と遊んでいる様子を見ても、やはりうちの子だけ落ち着きがないなぁと感じることが多かったです。ピアノのグループレッスンを受けていたのですが、やはり黙っていることができずおしゃべりをしてしまったり、先生の話を聞いていなかったり。この子はこの先一体どうなってしまうのかと不安でいっぱいでした。
こういう子なので、私はいつも子供をきつく叱っていました。もっと落ち着いて欲しいと何度も言いました。しかし逆効果だったんです。叱れば叱るほど、うちの子は落ち着きがなくなっていき自分に自信が持てない暗い子になってしまったんです。
私は叱ることをやめました。
普段はできるだけ良いところを見つけて、とにかくたくさん褒めてあげるようにしました。すると子供に少しずつ笑顔が増えてきたんです。そして私が注意したことを素直に聞いてくれるようになりました。
どこかへ出かける時には、「うるさくしたり、落ち着きがない行動をしたらその場で帰るからね」と言ってから出かけるようにしました。
最初はやはり落ち着きがない行動をしていたんです。子どもが遊びに行きたがる公園、映画館、お友達の家などですぐにうるさくしていました。ですが、私が本当にすぐに帰るようにしたら、だんだん静かにするようになってきました。
途中で帰ると子供は大泣きをしていましたが、私が本当に帰るということがわかったようで、少しずつうるさくしなくなってきたんです。
習い事も、「手遊びをして先生の話を聞いていないところを見たら帰るよ」と言ったら、真剣に先生の話を聞くようになりました。
怒ったりせず、ただ冷静に落ち着きがない行動をしたらその場で帰る・・というのを繰り返したんです。すると子供は少しずつ落ち着きのある子になってきました。
乳幼児期から落ち着きがない息子でしたが、徐々に。
小学生の息子がいます。小さいときから落ち着きがありませんでした。
息子は2番目の子で、初めての子は女の子でした。娘の方は小さい頃からおとなしく、きちんと椅子に座って食事ができていました。
娘の乳幼児期と比べると、息子の方はどう考えても落ち着きがありませんでした。ですが最初の頃は、性別の違いであったり、個性の違いもあるのだろうと、それほど深刻には考えていませんでした。
ですが、息子が小学生になってからも、落ち着きのなさは直りませんでいた。
例えば、いとこ達が遊びに来てみんなで外食をするような時、娘や同年代の他のいとこ達はきちんと椅子に座って落ち着いて食事ができているのに、息子はそれができません。椅子から立ったり座ったりし、「ちょっと外を見てくる」などと言って、外に出てまたすぐに帰ってきたりします。もしかしたら、ADHDなどの発達障害があるのではないかと心配したこともありました。
夫に相談すると、「そもそも男の子なんて、みんな多少なりとも落ち着きがないものだ。この子の個性なのかもしれないし…。それに万が一、発達障害があったとしてもいいじゃないか!それがこの子なのだから、親としてこの子のすべてを受け入れてあげようよ。」と言われました。
この夫の言葉を聞いて以来、私は親として、どんな未来が訪れたとしても、明るく前向きに、この子のすべてを受け入れてあげたいと思うようになりました。正直に言って、本当にそのような態度でいられるか、自信はなかったです。ですが、そのようにしていられる親でありたいと考えるようになりました。
現在、子どもは小学校高学年になりました。少しずつですが、落ち着きも出てきました。
地元のサッカースクールにも通うようになり、協調性も出てきたように感じています。物事を悪い方に考えて心配しすぎると、そのような気持ちは子どもにも伝染してしまいます。
親がおおらかに、どーんと構えていれば、子どもの方も自尊心が高まり、年齢にふさわしい成長ができるように思います。
落ち着きがない子供の原因と対処法
最近は、子供が落ち着きがないというと「もしかしたら発達障害かも?」と心配になる保護者が多いようです。特に、同じ年代の子供と比べて落ち着きがないと不安を募らせる傾向があります。
もちろん、発達障害の特性の一つとしてじっとしていられない、落ち着きがないということはあります。ですが、それだけでなく、子供が落ち着きがないのには理由があります。
環境や保護者の声掛けを変えるだけで、落ち着いて過ごすことができることもあります。
まず、子供が落ち着きがない原因として、単に興味がないこと、これから何が起こるかわからなくて不安があることが考えられます。子供の集中力はもともとそれほど長く続くものではありません。特に興味のないことについては集中することすらできません
そのため、映画や観劇、音楽鑑賞などで落ち着きがない様子が見られる子供は、それに対する興味関心がないということが考えられます。静かにしていることが前提のところに行く場合は、子供が普段から興味や関心が高いものを選ぶようにすると、この問題は解決することがほとんどです。
次に、これから何が起こるかわからなことが不安で落ち着きがなくなる子供がいます。
大人でも同じですが、先の見通しが立たないと何となく落ち着かない気持ちになることがありますよね。
子供の場合、突然大人に連れてこられてどんな内容のことがはじまるのか、どのくらいの時間で終わるのか、これが終わるまで自分はどんな態度でいなければいけないのかなど、不安に思うことがたくさんあります。そのため、そわそわしたりきょろきょろしたりしてしまう様子がみられます。
このような場合の対処法としては、子供といつもと違うことをする場合は、事前に事細かに説明をして子供に見通しをつけさせてあげることが大切です。
例えば、観劇に行くときは、どんな内容で、どのくらいの時間見ることになるのか、その間は静かに座っておかなければいけないことなどを事前に伝えることで安心する子供は多いです。言葉で伝えることが難しいタイプの子供にはイラストで説明したり、観劇の様子を動画などで見せておくとイメージしやすいようです。
落ち着きのない息子にうんざりしていたが。
私には小学4年生と幼稚園年長の息子が二人います。上の子は、最近落ち着いてきたのですが、かなり落ち着きのない子どもでした。幼稚園時代も保育中にうろうろしたり、おしゃべりしたり。
小学校に入っても、さすがに授業中にうろうろしたりしなくなりましたが、落ち着きのない言動で、先生によく怒られていました。
家にいても、同じおもちゃで長く遊ぶこともできず、アニメのDVDを観せても、すぐに飽きて途中でおもちゃで遊び始めたりと全く長続きしませんでした。外出すれば、イタズラばかりして、私たちは四六時中息子を叱っていました。
周りに相談しても、「男の子はそんなものだから」と取り合ってもらえず、幼稚園に相談しても「中には自閉症の一種でそういう団体行動や規律を嫌がる子どももいるけど、そこまでではないですよ。心配しなくて良いですよ」と言われていました。
しかし、そうはいっても息子と向き合わないといけない私たちは、焦り、疲弊していました。
そんなある日、実家に帰省した時に解決のヒントを見付けました。
相変わらず落ち着きがなく、イタズラばかりしている息子を見ても私の両親はニコニコしています。
私は訊きました。
「いくら孫でも怒りたくならないの?」
すると母親が笑いながら言いました。
「それもあるけど、アンタのほうがもっとひどかった。まだ少し言うことを聞くだけマシ。」
私はハッとしました。言われてみると、私もかなり落ち着きのない子どもで、イタズラばかりしていて両親に怒られていました。
「調子に乗るな」「落ち着きなさい」「至らないことをするな」
この言葉は私が両親に何万回も言われた言葉で、その当時何百回も息子に言っていた言葉です。今の息子は昔の自分と同じことを思っていたのではないか?と思い、昔の自分を思い出し、息子が何を考えているかを考えてみました。
たぶん息子は何も考えていません。
周りに自分の興味を引く物がたくさんあり、好奇心から次々に手を伸ばしていたのだと思います。
「今はやってはいけない」という規律意識よりも好奇心が勝ったことからの行動です。私も幼稚園も学校の授業も退屈だし、もっと楽しいことはないかといつも探していました。
それから私は息子が何か悪さをやった時、どうして悪さをしたのかを考えるようにしました。そうすると頭ごなしに叱ることが無くなり、怒鳴る代わりに「今はそれをする時間じゃないだろ」と言うようにして、やるべきことの優先順位を伝えるようにしました。
それが良かったのか、そういう時期に入ったからかは分かりませんが、徐々に落ち着いていきました。
子どもの考えることは分かりませんが、私たちはみんな、子どもでした。子どものことは自分たちの過去にヒントがあるのかもしれません。自分で分からない時はパートナーと考えてみれば見付かるかもしれません。自分の子どもだから考えることは、きっと似ていると思います。
子供がじっとしていられない原因は発達障害よりのグレーゾーンだった
私には小学校3年生の息子がいます。幼稚園の頃はぼーっとしている事が多く、先生から何か指示があっても他の子より反応が明らかに遅かったです。でも、元気に毎日遊んでいるし、お友達もたくさんいるので別にマイペースなだけかなと見守っていました。
小学生になる時、子供の行動を観察するような集団面接のようなのがあり、それを受けた後に先生から「とても45分間の授業を大人しく受けられるとは思えないです」と言われてビックリしました。
小心者の息子は授業中に立ち歩くなんて大それたことをする勇気もないはずだから、そんな訳ないと思っていました。
そして入学してからもやはり立ち歩くこともなく普通に授業を受けているようで、何事もなかったかのように1年生が終わりました。
そして2年生になって夏休みが終わる頃、学校の先生から呼び出しが。学校に行くと担任の先生ともう1人知らない女性がいました。そして先生から言われたのは週に2回、特別支援クラスに行かないかと言うお話でした。ようは発達障害の疑いがあるということです。
突然のことに目の前が真っ暗になり、自宅に帰ってからはインターネットで発達障害を調べまくりました。そうしたら調べれば調べるほど息子に当てはまることが。授業中、立ち歩くことはなくても鉛筆をかじっていたり、椅子の背中に寄りかかり前足を浮かせた状態でいたりと、じっとはしていないという症状。先生の話を聞いていないようなぼーっとした感じ。漢字や図形が苦手。折り紙が苦手など。すぐに検査を受けると、数字的には限りなく発達障害よりのグレーゾーンでした。
今では学校の通級クラスに週2回通って苦手なことを克服してもらっています。しかし正直なところ、私は子供が漢字が書けなくても、将来はパソコンや携帯電話の復旧で書くこともなくなると思っているのでそんなに心配していません。
人の話をしっかり聞けないというところを中心的に克服するようにしています。
じゃじゃ馬な子供をならすのも大変ででした。
二歳になる娘がいます。最近ではますます言葉を喋るようになり、歩行も大分自由にできるようになって気がついたらどこかにいってしまいます。
困ったことは本当に何にでも興味を持つことです。少し前に本を呼んでいたと思えば、テレビの「おかあさんといっしょ」をつけてと言ってきて、そしてつけてあげると最初のうちはゲラゲラ笑って喜ぶのですが、すぐに飽きて人形で遊んだり、あとはとにかく目についた物をさわって遊んで、人が前を通ればそれについて行って、家庭内での人の仕事を邪魔しにかかります。
集中力がなく、移り気で物事にすぐに飽きてしまいます。良く捉えれば物事に興味を示す向上心のある子と言えるのですが、やはり落ち着きがないのは困ります。
子供の割には昼や夜に寝ないで、ずっと何かを喋って、走りまわっています。
こちらが眠たくて寝ようとすれば、脇腹あたりをゆすってかまってくれと合図してきます。なのでこちらが休む時間がありません。もちろん可愛くて目にいれても痛くない虎の子の娘なのですが、時には困ってしまいます。
一番困るのはお店に買い物につれていけば、店内、駐車場と所構わず走り回ります。お店とお客さんに迷惑だし、危ないので肝を冷やすこともしばしばです。このじゃじゃ馬娘をおとなしくてさせる方法がなにかないものかといろいろためしていると、娘は動物のライオンがすごく好きだと分かりました。
私がちょっと仕事に出る時にもついてこようとするし、家でトイレに行こうとしても着いてきます。この後を付けられるのが一番こまります。食事中も落ち着きがないので黙らせたいところでした。
そこで先日買ったライオンのぬいぐるみを与えて、とにかくこのライオンさんがこれこれをして欲しいと言ってる、と伝えると自分にとってはすっかり友達となったライオンの要望に答えるために、前よりは物事に辛抱するようになりました。
例えば「落ちついてはやく食べないと、ライオンさんに嫌われるよ」とか言えばライオンのことを意識して集中して食べるようになりました。それまでは、食べ物を与えれば、いちいちおかずの名前を連呼してうるさかったのですが、いまでは黙って食べるようになりました。かわいいけど、面倒をみるのが大変な子です。
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