「小学生の息子や娘がクラスメイトの男の子や女の子から悪口を言われている」
「子供が小学校のクラスの子から文句を言われ悲しんでいる」
“親はどう対応すれば良いの?”
と悩んでいる両親に向けて、ここでは実際に自分の子供が小学校で悪口や文句を言われたりしたことのある経験者の解決方法やアドバイスを紹介します。
目次
ニキビや肌荒れ顔のことで悪口を言われる小学生への対応
意地悪を受ける場合は様々な問題があるので調査が必要です。また親も子供を無視していると大きな問題に発展します。
例えば子供は外見に敏感なので意地悪の原因になります。私が体験したのは顔の形やコンプレックスで嫌がらせを受けるということです。また友人の子供が顔のことで意地悪を受けたと聞きました。
実際のところ人間の顔は生まれ付きなので仕方ないものです。しかし子供はおかしいと感じた相手には意地悪をするようになります。特に個性的な顔を持っている子供は意地悪を受けやすいです。
友人の子供も小学生でニキビや肌荒れがあって意地悪を受けました。その問題を集団で指摘されて嫌な気分になったのです。友人の親はこの問題に対して教師に相談しました。
また友人の親は意地悪をした子供を特定していたので驚きました。そして意地悪をした子供の親と相談をしました。私はこういうトラブルを聞いて小学生でも複雑だと思いました。
結果的には親に相談したことで意地悪がなくなったのです。
友人の親は怒っていたので激しく抗議したのです。それで意地悪をした相手の親が驚いて対処してくれました。
具体的には、意地悪をしているグループの親が子供を叱りました。そしてもう同じ意地悪をしないことを約束したのです。これで友人の子供が顔のことで意地悪を受けなくなったので問題は終わりました。
重要だったのは子供が意地悪を受けていると親に言ったことです。それで親が怒って行動したので正解だったのです。逆に子供が意地悪を我慢していれば解決することはなかったでしょう。
このような実体験があるので子供の様子は確認すべきです。そして外見にコンプレックスを感じていたら相談することです。小学生は面白い外見の相手を意地悪することが多いのです。
またこれは子供の問題だと考えないことがお勧めです。なぜなら外見の問題には親からの遺伝も関わっているからです。子供は殆ど親の分身のようなもので、無責任に放置しないことが基本でした。
小学生の娘が男の子から常に文句や悪口を言われ続ける
私の娘の話です。いつも楽しく学校に通っていた娘が、ある日、「学校に行きたくない」と泣きながら訴えてきました。
かなり動揺しましたが、落ち着いて話を聞くと、隣りの男の子に何かにつけて文句を言われるということでした。
最初は「大したことはないな」と思い聞いていましたが、よくよく話を聞くと、授業の始まりと終わりはもちろんのこと、授業中もそうですし、休み時間、給食、学校に来る時、帰る時までひたすら文句を言われ続けているようでした。
例えば「なんで、今えんぴつだしているの?(出してもいい時間)」「なんであと、2分早く学校に来ないの?(朝の会にも間に合っている)」「給食を食べるのが早すぎる(自分は食べるのが苦手)」というようなものでした。
親バカかもしれませんが、うちの娘はきちんとやりたいタイプなので、先生に注意されるようなこともないので、本人にとっては「なんで、そんなことを言われなければいけないのか」との思いが強いようでした。
でも本人の性格上、言い返せない苦しさもあったようでした。
妻と相談して、まず親である私たちができることは、ゆっくり、丁寧に本人の話を聞き、「嫌だったよね」「それでは学校に行きたくなくなるよね」と娘の思いを言葉にすることからはじめました。
娘はほっとした様子で色々な話をしてくれるようになりました。自分の気持ちをわかってくれたと感じたようです。
その後、学校は数日お休みし、その間に妻が、担任の先生に事情を聞きに行き、配慮をお願いしました。相手の保護者の方には話をしなくてもいいですと、伝えました。
ただ、まわりの大人が配慮をしても、状況が変わらず、エスカレートするようであれば、相手の保護者の方にも話をしていくことを先生と共有しました。
また私が娘には「嫌なことは嫌と、相手に伝えるのは大切なことだよ」「苦しかったら先生に助けて言っていいんだよ」と話しました。妻が先生に相談に行ったことも話しておきました。
すると、娘は不安はありながらも、安心できた部分もあり、翌日、学校に行くようになりました。
その後、相手の男の子に言い返すことも、時折できるようになり、学校に行くことを嫌がることもなくなりました。
今回の経験を通して、まずは、子どもの話を聞き、その苦しい思いを「嫌だったよね」と言葉にしてあげることが、子どもが救われる最初の1歩だと感じました。
子供が親や先生に介入してほしくない場合のアドバイス
子どもは学校に通っていると、いろいろなトラブルに巻き込まれますが、そのときにはどんな対応をするか?でその後の子どもの学校生活そのものが変わってきます。
だから、親もその場その場で適切な対応を子供に対してするということが重要になります。
学校での子供が巻き込まれるトラブルでよくあるのが同級生などから悪口を言われるというもので、些細なトラブル化もしれませんが、割とよくあります。
これがある程度継続的に発生するケースもありますが、多くの場合悪口を言う子どもの心理としては、悪口を言う相手の反応を楽しんでいるという面もあるのです。
つまり、何らかの反応をしてしまう限り、その悪口は続く可能性が高いのです。
そうなると、適切な対応としては、子供に対して無視をするように指示することでしょう。
反応が一切ないと、悪口を言う側もつまらないはずなのです。
だから、悪口が止む可能性が期待できますし、子供にとっても無視をするというのは比較的簡単な対応です。
積極的に何かをしないといけないわけではなく、むしろ何もしないわけですから、子供にとっても取り組みやすい対応と言えるのです。
これでうまくいったケースが私の友人の子供の場合で、その子供は学校でクラスメイト数人にからかわれていたみたいですが、その際に「やめてよ」などと毎回反応をしていたみたいです。しかし、ある日から完全無視を続けるようにしたら、数日後にそのからかいが止まったようなのです。
やっぱりからかうという行為はやっている側からしたら楽しい部分があるはずなのです。
その楽しい部分というのは嫌がっている相手の反応を見ることであり、それがなくなると何も楽しくないので、自然とやめるのです。
だから、こういったことを子供が学校でされていると聞いたときには、最初にすべき対応としては、完全なる無視を子供に指示することだと思います。
これで解決するケースもあるので、こういった比較的簡単な対応でも効果的ということなのです。
悪口を言われている子供に好きな習い事をさせた
子供が、嫌がらせを受ける事は親としては、ショックでなりません。断固として許せなくなります。
なので、学校にすっ飛んで行って嫌がらせをした子、親に問いただした事はあります。しかし、今では昔と違います。
なんと、親が出たらクラスの行動もエスカレートする事があると会社のパートさんから聞きました。その為、何度も家の子には、学校の事を聞きました。
ですが、いつも話してはくれませんでした・・・、心配でなりませんでした。
また、気掛かりだったことがありました。それは、あまり問いただしたら学校に行かなくなってしまうのではないかという事です。その為、問いただすのをしばらく控えていました。
控えている間、考えていたのはこの事だけです。
「学校に親の出る時も非常に難しいという事。」
今の時代は特に難しいです。
しかし、それでも家の子供は、何も言わず卒業するまで学校に行ってくれました。本当に親孝行をしてくれる子供です。
ですが、嫌がらせをされてから、しばらくたち子供の願いを叶えさせた事があります。それは、今まで子供には我慢をさせてきた希望の習い事です。
習い事を思い出したのは、子供に問いただすのを控えていた時です。
「ハッと」突然に思い出し子供に言うと笑って「明日からやりたいと」言ってくれました。
その為、急いで習い事のビルに電話して承諾してもらいました。
子供は、習い事をするまで学校に行くのが辛く感じて見えました。休ませることは簡単でしたが、毎日身支度をしている子供には言えませんでした。子供は嫌な思いでも、学校に行こうとしているのですから、なおさら言えません。
こうして子供の大好きの習い事を始めさせました。
子供が、小さい時からいつも習いたいと言っていた習い事です。なので習い始めは喜んでしょうがなかったです。今では習い事で、おもいっきりに笑う子供の笑顔も久しぶりに見れたので思い出に残っています。そうした、習い事が子供を段々と精神的に強くさせてくれました。
何を言われても負けない強さが産れたのでしょう。この子供が好んでやりたいと感じる習い事を取り入れる事で逃げる事は学ばなくなりました。
その他に学んだ新しいことは、学校では教えてくれないオリジナルの考え方を持つことです。子供が、始めたいと言った習い事なのですが、子供にすればストレスを発散させる場所でもあったのだと今では感じているのです。
その為、今では自分で楽しむ事を考えて行動して発言をしている子供に成長しています。
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